シュトルムティーガー(タミヤ1/48)製作記

2017.10.21初出







■ はじめに 

 エレファントに続いてタイガーシリーズ。何となく作り始めたら、あっという間に出来ちゃった。


■ 製作

 部品も少ないし、すぐ組み上がる。幅の狭い特徴的なパターンのコーティングは純正シート使用。2両分入ってるのだね。追加工作は手すりを真鍮線に、排気管上部を延ばしランナーに置き換え、フックなどを薄く削る程度。変化が欲しくて、フェンダーを外したりペンチで曲げたり。記録写真だと、もっとぐにゃぐにゃに曲がってる。




組み立てて下塗り。例により塗装&汚しの便を考慮して、履帯は外せるようにしてある。

迷彩塗装まで終了。使用色はエレファントと同じ。

ちくわぶみたいな排気管上部は延ばしランナーに置き換え。

フェンダー取付金具はコーティングシートの上に接着する。




 塗装はクレオスラッカーを使用。レッドブラウンで下塗り。これは失敗で、迷彩色と被ってしまう。黒を混ぜるべきだな。シリコンバリアを吹いて迷彩塗装。パターンは実車写真で多数派のもやもや斑点迷彩。ダークイエローベースの迷彩のようだ。ぼかしは0.2mmハンドピースのフリーハンド。写真のある右側面から始めて、パターンを学習して残りを塗る。境界が一発で決まらず、大きすぎるボケ足を地の色で狭める。黄→緑→茶のサイクルを2回ほど。細吹きの練習せんとあかんなー。

 続いてシリコンバリア落とし。車両が単調なので多めにカリカリ。実物がこんなふうになるとは思えないけど、模型的フィクションで。乗降で踏まれる箇所を多めに剥がそう・・・あれ?この戦車、どこからどうやって乗るんだろう(←私の予想は前から)。さておき、あとは水ウェザマス。まず暗色のウォッシュでいわゆるスミイレ系。次に、サンドで雨に流れた土埃。さらに足回りなどに錆色。石鹸水で溶いて全体に塗りたくって(濃さは場所によって変える。錆のみワンポイント)濡れティッシュなどで拭き取る。同じ手法で色を変えるだけなのに、不思議と違和感ないのは何故だろう? 最後に金属部に鉛筆粉をこすりつける。


■ 完成

 機銃と砲弾吊り下げワイヤがないけど、とりあえず完成。















■ 参考文献

 エレファントと同じ。

1 アハトゥンク・パンツァー第6集 ティーガー戦車編  4-89319-008-3  大日本絵画 








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