ウエストランド ライサンダー Mk.III 1/48 エアフィックス その3

2026.2.13初出

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最終更新日 3Dパーツ




■ エンジンインテイク 4/20追加

 前回、組み立て終了と書いたが、インテイクを忘れてたよ。キットパーツは左右合わせのため、内側のベーンが接着線でキレイにならない。ということで3DPだ。こんなの、前後合わせにしてくれれば、余計な手間がかからないのに。このキット、細かいところでセンス悪いんだよな。



ロフトでちゃちゃっと設計。リップは、最近使えるようになった「非対称フィレット」で。

プリントして取り付け。ペーパーがけの痕が汚いな。



■ エンジン他の3DPお持ち帰り

 いっちょんちょん即売会から1カ月。エンジン等のデータを公開する。エンジンは、1/48と1/72の両方を用意。細部をスケール相応に変える。詳細は即売会のページをご覧くだされ。



こちら1/48。別パーツのボディのON/OFFで、バッフルプレートとシリンダーヘッド、補器の有無が選択できる。

こちら1/72。スケールに合わせて細部の寸法を変更している。デフォはバッフルプレート「なし」だか「あり」にもできる。


 シートやその他小物パーツも併せて公開。



シート。後席のベルトはよく分からないのでフィクション。

その他小物パーツ。左下より、コンパス、操縦桿基部、着陸灯、エンジンインテイク、照準環。



■ エアラコブラ I その5

 ライサンダーの小手調べで、こっちを先に塗装する。毎度おなじみRAFのグレイ系迷彩(というのか知らんが)なので、新たに調色せず、これまでの使い回し。

 迷彩の3色は、アルマのハリケーンと同じ。ダークグリーンはC330(最近のロット)とC13ニュートラルグレイを3:1。ミクストグレイは、C13に白少量、青微量。下面のミディアムシーグレイはC335(少量の赤を加える)と、C35明灰白色を半々。ただし、上記は基本色で、実際の塗装作業は白を混ぜたり黒を混ぜたりで斑模様にする。

 マーキングの使用色は、タミスピ1と同じ。ダルブルーはC326サンダーバード青とC331ダークシーグレイを3:1に黄微量。ダルレッドはC327サンダーバード赤、C58黄橙色、C331が2弱:1:1、スカイはC26ダックエッググリーンとC128灰緑色が3:1。トレイナーイエローはGX4キアライエローに赤を微量。



グレイを吹いたところ。今回「もやもや」強めで。穴あきマスキングシートの斑は、明度差が小さすぎて役に立たず。

下面。こちらも、もやもや吹き。

マスキングは、ネットで拾ったエデュのインストの塗装図をプリントしたもの。

ダークグリーンを塗装。マスクをしたまま濃淡をつけ、さらにマスクを剥がして、グラデーションを少々追加。

翼上面ラウンデル、フィンフラッシュは、マスクして塗装。今回は白→赤→青の順にする。

コードレター、スカイの帯、外翼前縁の黄色もマスクして塗装。レターはマシンカット。

スカイと黄色を塗るついでにスピナとプロペラも塗装。

マスクを剥がして、基本塗装出来上がり。フラットクリアを吹いて、段差を均す。

胴体ラウンデルはデカール。古いエアロマスターのハリケーン用汎用ラウンデルを使用。黄色が鮮やか過ぎて不満。

下面ラウンデルも、同様にAMDのハリケーン用。


 平日夜にグレイ塗装と型紙マスク。休日の朝からDGを塗り始めて、夕方にマーキングまで塗りあがり。夜にデカールまで。

 考証補足。ラウンデルとフィンフラッシュのサイズ、位置は、実機写真より割り出す。胴体は34インチのタイプA1。主翼上面は48インチで翼端から48インチ離す。下面は38インチで翼端から38インチ離す。

 フィンフラッシュは27×27インチ、ただし青はラダー分割線まで塗られるので後端は斜めになる。スカイの帯は18インチ、レターは15インチ、シリアルは6インチ。翼前縁の黄色は機銃より外側。

 デカールについて備忘録。クレオスのセッター(角ビン)とタミヤのスーパーハードを使用。軟化剤がよく効き、一部の表面が凸凹になる。艶消し面に貼った透明ニスがシルバリングで、クレオスシンナーを流すと、ほぼ解消。翌日にフラットクリアを厚吹き。スジボリ部分が浮いてくるので、エッチングソーでスジボリ。さらに翌日、ラプロスで表面を研ぐ。表面の凸凹はほぼ解消。


■ エアラコブラ I その6 4/27追加

 お楽しみウェザリング。ライサンダーの予行演習で、強め(当社比)に汚す。実機は、それほど汚れていないが、使い込まれてヤレた感はある。このあたりを表現したい。今回も、パネルラインの暗色吹きは「禁じ手」として封印(ただし動翼境は別)。パネルの中に明色を吹いた退色表現も封印。これらは、実機の汚れ・退色とは違うからね。

 さて、ウェザリンガー御用達の二手を封じてどう汚すか。先日のウェザーリポートで、色鉛筆(水彩)だけで汚したAFVの作品を拝見。色鉛筆だけでここまで表現できるのかと、刺激を受ける。作者のお話も伺った。ということで、今回は色鉛筆を重用する作戦で敵を撃破だ。←敵って誰?

 前準備に、いつものように水溶きウェザマスでウォッシング。次に汚れ系のチッピング。タミヤスミ入れ塗料(ダークブラウン)を使い、スポンジや面相筆でちょんちょんと置いていく。やり過ぎは拭き取る。これ、今回初めて使ってみたけど、なかなかイイね。 で、これらの定着のため、一旦フラットクリアを吹く。




スミイレと汚れ系チッピングが終了したところ。窓のマスクはまだはがさない。

下面の汚しは強めに。脚庫はジンクロイエロー。セロテープでマスクするのが楽よん。


 以降は色鉛筆を使う。フラットベースを極薄に溶いて薄く吹き、完全な艶消しにする。はがれ系チッピングはライトグレイ。油の流れや滲み、汚れはこげ茶色か暗灰色。色鉛筆は先をよく尖らせる。これ、名人伝授のコツ。にじんだ汚れは既に施してるので、水彩ではなく油性を使う。描き込んだら、定着と艶調整を兼ねてフラットクリア薄吹き。色鉛筆のトーンが落ちるので再度点描を少々追加。



ライトグレイの色鉛筆で、点々とハガレを描き込む。エッジの立った汚れはこげ茶色などで。

ハガレは、パネルライン沿いだけでなく、パネルの中にもないとおかしい。はがす所とはがさない所のメリハリを意識する。


 実機では、排気汚れはほとんど見られない。極控えめに土地色をスプレー。あーそれから、一部のパネルは確信犯で省略。本作、そこまで考証に目くじら立てる程のものではなく、ご意見無用。

 最後の作業。キャノピのマスクをはがし、小物を取り付ける。ドロップタンクはキットパーツ。脚、脚カバー、排気管は3DP。前脚の斜め部材は伸ばしランナー。機銃は0.6mm洋白パイプで、プロペラ軸のは真鍮パイプを被せる。ピトー管は0.6mm洋白パイプに0.3mm洋白線。以上で、ほぼ完成。写真を撮る。



このキットを作るのは30年ぶり。RAF使用機独特のフィッシュテール排気管を3DPで作り、キャノピを光瞬間で接着、コードレターはカッティングマシン。現代のハイテク技術により、当時の自分には実現出来なかった仕上がりになったかな。色鉛筆も、当時は使うという発想がなかったよね。




下面は強めに汚す。薬莢排出穴がないが、これはインレタを作ってある。着陸灯のマスクをはがしてないな。サフ表現のリブテープは、丁寧さが足りなかったこともあって、やや不満。やはりインレタがベスト。




アルマホビーと2S。比べると、主尾翼のテーパーが強い、風防が寝ている、エアインテイクが小さい、といったあたりが違うが、雰囲気は抜群。この時代のエレールは秀作が多いのだ。


 写真撮影後、クリアランナー削り出しの翼端灯、尾灯、真鍮削り出しのアンテナ柱をつけ、インレタのシリアルと薬莢排出穴を貼って、本当の完成。完成写真はまた今度。

 さあ、ライちゃんに戻らねば。余裕かまし過ぎて、そろそろ尻に火が付きそうだしな。


■ 塗装考証 4/30追加

 塗装&マーキングは、1942年春の277スコードロンにおける、レター BA-E、シリアル V9547に決めてある。写真は左右両側合わせて6、7枚程ある。しかしこの機体、塗装が謎。ASR機は、規定では上面ダークスレートグレイ(以下DSG)/エクストラダークシーグレイ(EDSG)に下面スカイの温帯海上迷彩である。

 ところが、写真を見ると何か違う。明度違いの3色以上で塗り分けられているし、パターンも規定のものとは異なる。明度のバランスも、DSGとEDSGのそれとは違う感じ。左舷写真では、ラダーは取って付けたかのよう。また右舷ラダーの2色の明度差は、温帯海上迷彩ではなく温帯陸上迷彩(スピットなどの戦闘機に見られる迷彩)のように見える。

 右舷コードレターの色は、スカイかなあ(黄色とする説もある)。左舷のレターが謎。スカイには見えないし、黄色でもなさそう。下面の塗分けは、ハケを使ったようで、不規則、かつボカシが全くない。いかにも現地塗装のようだ。上面の写真は手元になく不明。スピナは白でいいだろうね。



文章だけで説明しても、読んでてつまらないだろうから、写真を載せる。ナニがアレは許してちょ。

左舷。キャプションでは同じ機体とされる。レターは辛うじてBA-Eに読めなくもない。違う機体の可能性も捨てがたい。


 塗装考証にはさんざん悩む。写真の印象は、別のスキームで塗装されていた機体を、現地でテキトーにリペイントしたかのよう。さりとて、一体どうなると、こんな外観になるのか、上手い説明が思いつかない。ともかく、悩んでいても模型は完成しないので、ここは自分の好みで勝手に推測する。

 一応のストーリーとしては、リペイントか製造時かはともかく、ベースは温帯海上迷彩とする。写真の印象では温帯陸上の方が可能性は高いと思うが、ここは奇をてらって展示会でのウケを狙うのだ(←人と違う塗装にしたいだけ)。胴体パターンがイレギュラーなのは、DSGで古いレターを塗りつぶしたから、右舷カウルや右舷垂直安定板の暗色は、フレッシュなEDSGでリペイントしたから、との想定。であれば、他のEDSGとDSGは退色風味となるわけだな。

 ラダーは他機からトレードしたことにしよう。最後の最後に左舷レターで悩む。写真の印象はダルレッドだけど、左右で色が違うのは、どうにも気持ちが悪い。他にこんな例を見たことないしね。つうことで、左舷の写真は時期違いで、右舷がスカイのときは左舷もスカイ、左舷がダルレッドなら右舷もダルレッド、ということにする。どっちが時期的に先かは問わない。

 以上、これが正解だとは主張しない。違う意見は否定しない。ま、一つの説ということで。←サンテクスのときと同じ


■ 調色

 ダークスレートグレイはシーファイアMk.XVIIに使ったもので、#340フィールドグリーン、#333 EDSG、#26ダックエッググリーン、白が40:45:5:10。これをベースに塗装時に白を2、3割加えて明るくする。退色したEDSGは、

 自作ニュートラルグレイでC13に白少量、青微量。ただ、さすがにこれでは明る過ぎて、塗装後に極薄の黒をオーバースプレー。出来上がりとしてはニュートラルグレイとC333(生EDSG)の中間くらい。リペイントのフレッシュEDSGはそれに黒を混ぜたもの。スカイは#26と#128灰緑色が3:1。

 マーキングの使用色は、基本エアラコブラ I と一緒。ただし、青はライトグレイ、赤はセールカラーを加え、やや明度を上げる。。


■ 銀はがし

 今回、実機写真の印象よりもさらに使い込まれてヤレた感じの仕上がりを狙う。そこで、久しぶりにシリコンバリアによる銀剥がしだ。ただし、これまでのように、エアブラシで全体にシリコンバリアを吹いたのでは、マスキングが出来ない。テープに塗装を持って行かれるからね。そこで、剥がしたい箇所だけ筆でシリコンバリアを塗る。不要キットで実験してみると、案外上手くいく。ちなみに、シリコンバリアは少量でもよく効くぞ。


■ 塗装開始

 サフで下地を整え、本番塗装開始だ。窓枠には先に内部色(グリーングレイ)、エッジには黒または銀で透け止めをするのは、いつもと同じ。以下画像で。



隠蔽力が低く厚塗りになってしまう黄色だけは、マーキング先塗りとする。銀剥がしをする部分にはC8銀。

黄色をマスクし、その周囲にサフを吹き(下地の色味を整える)、下面スカイ(白混)を吹く。リブには土地色のグラデーション。

下面をマスクし(だからそこにはシリコンバリアは塗らない)、退色EDSGを吹き、リブには同様に土地色。

DSGのマスキングは紙。自作塗装図をプリントし、ハサミで切って、Mrペタリで貼る。

DSG終了。同様に土地色でグラデーションをつけている。左舷胴体の塗分けはこのように解釈。ラダーはダークグリーン。

右舷はこうだ。ラダーは温帯陸上迷彩とするが、違和感あるので、塗り直すかも。

銀はがし。乗員は、スパッツ後方のステップからスパッツに乗り、脚フェアリングを伝ってコクピットに入る。

排気管も塗装。自作焼鉄色(黒+茶+銀)にGX209 レッドゴールドを混ぜたもの。


 補足。上面の塗分けパターンは不明。規定どおりとする(一応、上記ストーリに沿っている)。どっちがDSLでどっちがEDSGかは、垂直尾翼とのつながりで。この配色は、シーハリケーンと同じだ。

 以上で基本迷彩塗装が終了。後の工程での磨きから、繊細なグラデーションを保護するため、全体にフラットクリアを吹いておく。


■ マーキング考証

 胴体のC1ラウンデルは36インチ。フィンフラッシュは24×24インチ。主翼下面のCラウンデルは、写真から32インチで間違いないだろう。翼端からは50インチ程度。これはスラットのステイの位置との比較で分かる。それより以前の茶系迷彩のAラウンデルとは記入位置とサイズが異なる。

 上面ラウンデルのサイズと位置は不明。茶系迷彩と同じ(34インチ)としておく。スピットだって、上面ラウンデルはずっと同じ位置とサイズだし。シリアルは8インチとする。レターは案外大きく、BAは30インチ程度。Eはやや小ぶりで25インチ程度。


■ マーキング塗装

 マーキングは手描き。黄色は塗装済みで、青→白→赤→スカイの順に塗り「重ねて」いく。今回は突合せ塗装はしない(フィンフラッシュの白赤を除く)。各色の前にフラットクリアを薄く吹くのは、いつもと同じ。



まず青から。基本の自作ダルブルーにライトグレイを少量。迷彩が退色風味なのでマーキングも明るくする。手描きならではのテク。

白のためのマスキング。ラウンデルは、まず中心の丸を貼ってから周囲のドーナツを貼る。

白を吹いて赤のマスキング。これも同様に中心の丸を先に貼る。ラウンデルのマスクは、サークルカッターで手切り。

レターのマスキング。こちらはカッティングマシン。先に文字部分を貼り、それをガイドに周囲を貼る。

マーキング塗装終了。マスキングをはがす。排気管のフチの暗銀(銀+黒)も塗装。

ダルレッドはセールカラー少量で明度を上げる。主尾翼を取り付けてみると、ライサンダー、意外とでかい。


 リブの峰があるので、レターのマスクにカッティングフィルムを使うと、モデルに密着せず吹きこぼれが生じる。そこでマスキングテープの使用となる。そのままではマシンでは切れないので、今まで諦めていた。一旦カッティングフィルムなどに貼ると、ちゃんと切れることを知ったのはつい最近(←もっと早く知ってれば・・・)。カットの設定はフィルムと同じで大丈夫。

 マーキング塗装が出来たら、塗装境にフラットクリアを厚めに吹き、段差を均す。羽布のリブを残して塗膜の段差を削るため、下画像のようにマステで養生。めんどくさい。





 次はウェザリング。ゴールが見えてきたぞ。隼、再開するか。←また余裕かまして・・


■ ウェザリング 5/5追加

 お楽しみウェザリング。当該実機BA-Eを離れ、目一杯ドロデロ汚しにする。目指すイメージはこれ↓。



カウルフラップや脚フェアリングのハガレがポイント。あと、全体的にヤレた使用感。


 まず、銀はがし。上の写真のイメージでカウルフラップや脚などを重点的にはがす。以降の手法はエアラコブラと同じ。まず水溶きウェザマスでウォッシング。タミヤスミ入れ塗料(ダークブラウン)をスポンジや面相筆で点描。ここで胴体シリアルのインレタを貼り、フラットクリアで定着。

 極薄フラットベースで艶消しにしたら、色鉛筆のライトグレイ、こげ茶、黒でハガレ、汚れを描きこむ。羽布リブの峰には、ドライのウェザマスを少量指先につけて擦りつける。気が済むまで汚したら、定着にシンナーを表面が塗れるまでたっぷりと吹き付ける。



暗色のチッピングまで終了したところ。

主翼はこんな具合。ヤレた感じはこの暗色系チッピングで出す。

色鉛筆で、ハガレ、カスレ、油のタレなどを描きこむ。

主翼はこんな具合。ちょっとやり過ぎ。うーん。暗色の色鉛筆は要注意だな。以後気を付けよう。

胴体羽布は割とイイ感じ。苦労の甲斐ありだ。

翼下のみコーションのインレタを貼る。胴体のコーションはリペイントで塗りつぶされたとの想定。


 最後の最後で大失敗。ウェザリングやり過ぎ。画像だと美化されてそうでもないんだけど、実物はかなり汚らしい。シンナーで定着してるので、もう落ちない。ラプロスで磨くと、ほんの少しだけ回復。

 いやあ、ウェザリング、止め時が難しい。「なんか足りない。けど、何が足りないか分からない」と、いろいろ追加するんだけど、気づいたら「やり過ぎ」。これ料理でも同じ失敗するんだよな。気づいたら変な味になってる、みたいな。


■ 小物取り付け

 座席とカウルを取り付け、キャノピのマスクをはがす。



エンジンは3DPなので、0.2mmプラバンを瞬間で接着し、胴体とは溶剤系でじっくり接着する。

操縦席を塗装して接着する。相変わらず筆塗りが下手。ベルトのハトメは色鉛筆。これ便利。

操縦桿はキットパーツ。コンパスのデカールを貼りたいなあ。キットには入ってないんだよね。

後席も接着。なんかポツンと淋しいな。機銃を付けたらよくなるかな。


 画像ないけど、プロペラも工作済み。スピナともキットパーツ。車輪と尾輪も取り付け。


■ 機体完成

 主尾翼を接着。ここにも要注意点。水平尾翼は、取付角度を選択可とするために接着面が少なくグラグラする。そこで、エレベータに真鍮線を打つ。位置はキットに凸ポチがあるところ。主翼は、キットのままだと上反角が不足気味。V字ステーの下側にはプラバンを貼ったが、それでもまだ不足気味で、上側にも0.2mmプラバンを貼る。素組みの方もぜひ。←これから作る人は、下側に0.5mmを貼って、仮組みしながら削って調整がベスト。今回は塗装後なので。

 以上で機体はほぼ完成。残る機銃と吊るしもの(ディンギーと爆弾)は3DPにする。が、まだ設計ができていない。あと若干の残りがあるが、静岡までにゆるゆるやるつもり。アンテナ関係がよく分からない。海上飛行だし、無線機は当然装備しているはずだが、アンテナ柱(あるいは線)がどこにあるのか?
























 主翼の汚しは、やり直すかどうか考え中。とりあえず静岡はこの状態で。


■ 吊るしもの 5/12追加

 救命ディンギーと爆弾は3DP。写真をよーく見ると、ディンギーの箱にもバリエーションがある。が、まあその辺はテキトーに。爆弾はキットパーツと実機写真を参考に、テキトーにモデリング。キットの爆弾はフィンが抜けてなくただの円柱になっているから、3DP置き換えのポイントは高い。

 塗色もよく分からないのでテキトーに。ディンギーの箱は銀色かな。ディンギー本体は、写真では白く見えるので、白+セールカラー。爆弾はキットインストでは黄色なので、そのように。ところで、英軍の爆弾の塗色の規定ってあるのだろうか?情報求む。



写真からサイズを割り出し、モデリング。ディンギー本体はフォームモードで。縫い目らしきものをパイプで追加。

プリントして、キットのラックに接着する。箱はフラットアルミ。ラックはスカイにする。

爆弾とそのラックはこんなもんでいいかな。取り付けピンはキットに合わせる。

黄色+茶色少量で塗装。


 爆弾とディンギーは、1つのファイルにまとめてお持ち帰り。爆弾は、別ボディにしてあって、分けた方が塗装は楽だが、4つ揃えて接着するのが難しそうなので一体でプリントを推奨。


■ アンテナ

 アンテナ関係が不明・・と書いたんだけど、手持ち実機写真をよく見ると、翼の上に柱があるようだ。位置は他機の写真とも合わせてこんなもん。アンテナ線はここから垂直尾翼に向けてV字状に張られるのだろう。で、そこからどこかに引き込み線があってもよさそうだが、どこにどう張られるかが不明なので、とりあえず省略。

 また、同機(あるいは同部隊機)と思われる別写真では、キャノピ上部にアンテナ柱が立っている。柱のみで線は張られていないようだ。推測するに、これは同じ時期のスピットなどと同じ無線システムのブレードアンテナではなかろうか(この時期のスピットは線なし)。一方、翼から張られる線は、長距離通信用の別システムで、2系統の無線を搭載したのではなかろうか?



主翼上面のアンテナ柱は、大体この位置。

キャノピ上部のブレードアンテナ。写真だと丸棒に見えるので、0.7mm真鍮線を使用。



■ 機銃

 Mk.IIIが搭載するブローニング.303機銃は、0.3口径ブローニングM1919機銃(当ページだとM3/M5スチュアートが搭載)の英軍向けタイプ。ネット検索すると画像が出てくるので、それらを元にモデリングする。ベースのM1919とは細部が異なる。

 お試しプリントすると、銃身が細く、事後変形が心配。そこで、銃身の中心に0.4mmの穴を貫通させ、0.35mm真鍮線を刺すように設計変更する。お持ち帰りファイルは、この穴はなしとするが、タイムラインの最後のフューチャを「結合」から「切り取り」に変更すると穴あきにできる。



機銃はそれなりに気合をいれて設計。プリントは、給弾スリーブを別プリントとして、機銃本体は後ろを下に銃身を垂直に立てる。

給弾スリーブは、フォームモードで面を作り、それに厚みをつけるのが簡単。

プリントして塗装。全長2cm。機銃架はキットを使う。銃身には真鍮線を刺す。刺す前は放熱穴は向こうまで抜けている。

当初はこんな風に格納状態にするつもりだったが、せっかくの機銃が目立たないのでやめる。

展開状態にする。今度はキャノピが干渉するので最後方まで下げる。でも、羽布リブを見せたいのだよね。

そこで機銃を横に振り、キャノピを前に移動する。これが見た目にベスト。しかし若干の問題が・・・


 実機では、機銃架本体は左右に首を振らず、その上部のピンで左右に回転するのだが、機銃と機銃架のパーツを接着しているので、機銃架ごと回転せざるをえない。とりあえず、このまま静岡へ。気が向いたら3DPで機銃架を作り直そう(多分しないだろうな)。


■ 完成

 やりすぎで大失敗だと思ったウェザリングは、時間が経つうち見慣れてきて、まあこれはこれでいいかな。主翼上面のやりすぎ箇所のみ、地の迷彩色を薄く上吹きし、汚れのトーンを抑える。これで大分ましになる。ということで完成。取り急ぎスマホで撮影。着手から3か月。私にしては早い方だ。
























 当機、プロペラのクリアランス以上に脚が長く背が高い。何故だろう? 推測するに、地上滑走中の迎え角を大きくして、離陸距離を短くしようとしたのかな。英軍機はこのパターンが他にもある。ショート スターリングは、やたら脚が長くコクピットは遥か上。ホイットワース ホイットレイは、機軸に対する取付角を大きくして、飛行中は頭を下げてる。

 ともあれ、脚が長くて腰高で、さらに前方視界確保でコクピットを高くして、結果としてマンガちっくな可愛らしい外見。これも本機の魅力の一つだね。

 もう一つ謎なのが爆弾。当機、爆弾を搭載中の写真があるので、搭載したことは間違いない。しかし、レスキュー任務なのに、何故爆弾? パイロット捜索中にたまたま敵小艦艇を見つけたら、ついでに攻撃しちゃるということなのか? 実は当機の写真では計器盤の上に照準器らしきものがあるようで、これはその爆撃用の照準器なのか?



■ 教訓

 本作、ウェザリングをひとつの見せ場にするべく、気合を入れて取り組んだつもり。その気合が空回りしたのはさておき、反省点の一つが、やり過ぎあるいは拭き残しを見逃したままフラットクリアまたはシンナーで定着したこと。定着前なら拭き取ってやり直すのも可能なんだよね。次に作るときは、定着前にしっかり点検しよう。

 それと、こってりと汚すときは、ベースの迷彩色はもっと明るくてもいいね。暗色系で汚していくと、どんどんトーンが落ちる。展示会場って、照明がそれほど明るくないから、沈んでしまう。

 まあでも、あまり人のやらないASRのスキームで完成できたし、ウェザリングも胴体やカウルは結構気に入っているんだよね。つうことで、いざ、静岡へ。だいたい南館オービーズ卓にいることが多いかな。ライちゃんもOBZ卓で展示。お立ち寄りの際は、ぜひお声がけくださると嬉しい。




■ For foreigners who use machine translation

This article is written in colloquial Japanese, therefore it cannot be correctly translated into English by machine translation such as Google Chrome. In particular, a subject is often omitted in Japanese, so "I" may be mistranslated into "you", "we" or "it", and vice versa. Also, there is no distinction between the singular and the plural in Japanese, so the two may be confused in translation. Sometimes affirmative and negative sentences may be translated in reverse.


■ 3DPファイル



エアラコブラ 排気管 ●DL

ライサンダーエンジン ●DL

ライサンダー座席 ●DL

ライサンダー小物パーツ ●DL

ライサンダー爆弾、ディンギー ●DL

ライサンダー機銃 ●DL





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■ マスキングシート



羽布リブ マスキングシート



 ファイル形式はSVGである。シルエット・スタジオに読み込む場合は、DFXファイルで出力する。詳細は隼II前期型製作記参照。


■ 参考文献

 参考となる書籍は少ない。世傑もないし。とりあえずモノグラフをリストアップ。-1、2は公式マニュアルで、コクピットの写真や構造図などがあり、他文献で分からない箇所の解明に極めて有効。

1 Servicing Manual Westland Lysander I Air Ministry
2 Pilot's Note Westland Lysander III and IIIA Air Ministry
3 Mushroom Model Magazine Special Orange Series 8103 Westland Lysander Mushroom Model Publications
4 Warpaint Series No.48 Westland Lysander Hall Park Books
5 Aeroplane Icons Lysander Key Publishing
6 4+Publications No.009 Westland Lysander 4+Publications











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