ウエストランド ライサンダー Mk.III 1/48 エアフィックス 製作記

2026.2.13初出




最終更新日 




■ はじめに 

 バッカニアが一応完成したところで、エアの新金型ライサンダーを始める。出来立てのニューキットで、次回のWINGS展示会テーマ機で、「今」がまさに作り時だ。完成は静岡HSを目指す。あと4ヶ月。余計なことをしなければ、間に合うハズ。(でもしちゃうんだよなあ・・)

 塗装が悩ましい。ライサンダーといえば、レジスタンス支援で闇夜に飛んだSD(Spesial Duties)機がなんといっても華だ。しかし、任務の性格上仕方ないが、残された写真が少ない。塗装の分かる数少ない機体は、エアから第二弾としてSDが発売されるので、みんなとカブりそう。ということで、今のところASR機にする予定。途中で気が変わったら、増加タンクを3DPで新造してSDにするかも。

 ASRとは、Air-Sea Rescue すなわち、RAFの海上救助航空隊である。水上機のような直接救助はできないが、捜索と救命ディンギーの投下を任務とした。ライサンダーによるASRは、1940年半ば頃から始まり、1943年初頭までに他機種に引き継がれた。作品は、ダークシーグレイ/ダークグリーン/ミディアムシーグレイの新しい迷彩に切り替わった姿とする。特徴的な投下ポッドは、詳細はよく分からないが、3DPでそれらしく作ろう。

 ところで、「雷サンダー」って書くと、特撮ヒーローみたいだよね。雷ちゃんと呼ぼうか。


■ ブリストル マーキュリー エンジン

 工作に着手する前に、準備運動としてエンジンを3D設計。カウリング開口部が大きくてエンジンがよく見えるし、キットは排気管の接着/塗装が厄介だから、3Dにする価値は十分にある。同エンジンは、他にブレニム、グラディエーター、ブルドックなどが装着したから、汎用性も高いしな。



まだ途中。エンジンから直ぐのところで排気管を別パーツとして、塗装が楽なようにする。


 一応カウルも設計するつもりでいるが、キットパーツも悪くないので、作品はそちらを使うかも。まあ、当機の場合、エンジンとカウルは最後の最後でも間に合うから、ゆるゆるやろう。


■ 胴体骨組み

 ここから工作開始。インストどおり、胴体のフレームを組む。問題は塗装。キット指定は、フレーム、床、操縦席の側壁が、グリーングレイ、後方の側壁はタン(無塗装の布地ということかな?)となっている。しかし、現存機ではフレームが銀色のものもある。ハリケーンもフレームは銀色だ。ということで、正解が分からない。どなたかご存じ?



一部のフレームがやや太いが、特段の追加工作はしていない。



■ 主翼

 胴体外側は後回しにして、次は主翼。ライサンダーはSTOL機だから、フラップと前縁スラットは下げてやろう。記録写真でも地上ではその状態が多いしね。で、インストを見ながら「下げ」を選択して組む。が、しかし・・・



インストどおりに組んで、写真をみたら「スラットは外側にもあるんかい!!!」

キットのインスト。内側スラット、フラップは上げ、下げ両方を選べるが、外側スラットは「上げ」のみだ。

実機は、このとおり外側にもスラットがある。工作前にこの写真に気づけよ、オレ。

仕方ないので、外側スラットの部分を切り離す。エッチングソーとカッターでシコシコ。やれば何とかなる。

スラットの内側部分は3DPでお手軽に。プラバンの積層でもいいけど。

翼に3DPを接着、整形。切り離した翼前縁は、裏側を薄く削る。画像は右翼ね。


 主翼前半には、リブごとにパネルラインが彫られている。手持ちの写真では、リベットはあってもパネルラインはないように見え、イジーサンディングで埋める。しかし、後で公式マニュアルを見たら、パネルラインありが正解みたい。彫りなおしか。ま、いいさ。キットのスジボリは太くてウルサイから。怪我の功名ってか。

 なお、キットの翼端の後縁は、かなり厚い。表面に羽布のモールドがあるから、接着面を削ってやろう。そのほか、ラダーやエルロンも進める。



ラダーは別パーツ。しかし、垂直安定板に比べて薄過ぎ。接着面に1mmプラバンを挟む。

エルロン下面にはヒケ。こういうのは、私はタミヤパテで埋める。



■ 胴体

 実は、ワクワクしてキットの箱を開けて、ちょっとガッカリしたのが胴体羽布のモールド。アルマホビーのハリケーンばりの、シャキッとしたのを期待したんだけどなあ。残念ながら、ちょっと眠たい。手作業で峰をシャープにするなんて無理だし、まあここは目をつぶるか、と思ったんだけど、またぞろ悪い虫が騒ぎ出し、3DPで置き換えを企てる。



キットの羽布モールド。いま一つ「愛」が感じられないんだよなあ。

設計中。隣り合う2本の峰の間を1つの面として、フォームモードでロフトする。タイムラインはオレンジ色のロフトのてんこ盛り。


 現在設計中。一応、最低限のカタチは出来たところ。これから、キットとの合わせなど、細部の精度を上げていく。うまく出来るかどうか。結果は次回更新で。


■ 3DP販売会

 知人からお誘いを受け、大阪でのパーツ販売イベントへの出店が急遽決定する。イベントは3月20日(祝日の金曜日)、21日(土)の2日間だが、私の出店は20日の金曜日のみ。場所は大阪市北区民センター(JR天満駅近く)。

 昨秋のモデリンクで売れ残りが若干(いやかなり??)あり、それを会場特価でご提供する。それだけでは寂しいので、新商品としてバッカニアのエジェクションシートを追加しよう。そもそもが1/144のイベントなので、既存商品からファントム、ハリアーあたりを1/144に展開してもいいかな。詳細は、追ってお知らせしていく。Stay tuned!




↑参加ディーラーに「ベガサスの翼」があるでしょ。






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■ 3DPファイル



準備中 ●DL





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■ 参考文献

 参考となる書籍は少ない。世傑もないし。とりあえずモノグラフをリストアップ。-1、2は公式マニュアルで、コクピットの写真や構造図などがあり、他文献で分からない箇所の参考になる。

1 Servicing Manual Westland Lysander I Air Ministry
2 Pilot's Note Westland Lysander III and IIIA Air Ministry
3 Mushroom Model Magazine Special Orange Series 8103 Westland Lysander Mushroom Model Publications
4 Warpaint Series No.48 Westland Lysander Hall Park Books
5 Aeroplane Icons Lysander Kye Publishing
6 4+Publications No.009 Westland Lysander 4+Publications











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