フォッケウルフ Fw190D−9
Focke Wolf Fw190D-9

製作記へ
Fw190D-9(W.Nr.600424) flown by Lt.Heinz Sachsenberg, JV44, Munchen Riem Air Base, March 1945.






モデルは、JV44所属ハインツ・ザクセンブルク少尉機(Lt.Heinz Sachsenberg W.Nr.600424)である。

第1次大戦のパイロットを父に持つ彼は、1942年末に6./JG52に配属され初めて前線に出た。その後もロシア南部で戦績を重ね、44年6月に101機目を撃墜し、騎士鉄十字章を授与され少尉に昇任した。しかし、同年8月ルーマニア上空で、乗機(Bf109G-6 W.Nr.166233 "Yellow 1")がP−51に撃墜され重傷を負う。
翌45年3月に怪我から回復し、ガーラント率いるJV44に配属され、ドイツ南部ミュンヘン・リーム(Munchen Riem)基地において、Me262の離着陸時上空援護任務に従事した。

大戦を生き抜いた彼だが、大戦中の負傷が原因で1951年に28歳で死亡した。520回の出撃で総撃墜数104機、うち戦闘機84機、高速艇1隻撃沈。JV44での撃墜はない。胴体左側に書かれたスローガンは”服を売って天国へ行く”という意味。

製作記へ

HOME