BAC ライトニング F.2A
BAC Lightning F.2A




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BAC Lightning F.2A XN793 flown by Wg Cdr J.B. Mitchell of the RAF No.92 Squadron, Gutersloh West Germany, 1972.



















モデルは1972年西独ギュータスロー基地におけるRAF第92スコードロン所属J.B.ミッチェル中佐乗機のライトニングF.2AシリアルXN793である。


92sqn.のライトニングは、ナチュラルメタルに垂直尾翼とドーサルスパインがラウンデルブルーという鮮やかな姿であった。これは、同隊がライトニングに転換する前に、全面ブルーに塗られたホーカー・ハンターを使用し、RAF公式アクロバットチーム「ブルーダイヤモンズ」を編成していた伝統を引き継いだものであるが、後に低空要撃任務に適合すべく、上面ダークグリーン一色の迷彩となった。


92Sqn.は、バトル・オブ・ブリテンでコードレター「QJ」のスピットファイアMk.Iにて祖国を防衛した歴戦の部隊。それから四半世紀後の1965年、最新鋭の迎撃戦闘機ライトニングF.2とともに、冷戦の最前線である西独に駐留した。基地は東独国境から僅か80マイル。365日、常に2機が滑走路脇に待機し、「東側陣営」の侵攻に備えたのであった。途中F.2Aへの改修を受けながら1977年までライトニングを使用した。



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