III号突撃砲G型 タミヤ 1/48 製作記
2020.4.19初出
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![]() 再掲。オストケッテンの3Dデータ。ダウンロードはIV号G型のページからどうぞ。 |
![]() 履帯に起動輪をはめ込み、転輪、遊動輪等と共に車体下部に接着。 |
![]() 再掲プリントしてサフを吹いたところ。 |
![]() 車体上部も組み立て終了。ただし車体上下は未接着。砲身は事情によりIV号G型と交換(IV号製作記参照)。 |
冬季迷彩の白とのコントラストを考え、少し暗めにする。汚しや斑迷彩などはせず。転輪のゴムを塗装。方法はIV号と同じ。続いてシリコンバリア。カップ半分くらいを車体上部(+前後)に吹く。履帯や転輪はマスク。タミヤ水性アクリルのフラットホワイトを石鹸水で希釈して薄く吹き付けていく。下地のイエローがようやく隠れる程度。厚いと後の剥がしで狙った表現にならない。 次に剥がし。全体を水で湿らせ、毛先を5mmに刈り込んだ歯ブラシで叩くようにブラッシング。細かい箇所は、同程度の硬さ、毛の長さの筆を使う。エッジ、後部デッキ、キューポラ、ハッチ周囲などを中心に剥がす。部分的に金属ヘラも使用。剥がす部分と残す部分のメリハリをつける。転輪ゴムや履帯にはみ出した白塗料は、ダークグレイやダークアースを筆塗り。←安直 最後に水溶きウェザマスのサビ、ススを隅部などに薄くウォッシング。このとき、広い白の面には暗色を乗せない。エッジには暗色をドライブラシ。履帯はウェザマスのサビ、スス、マッドを適当に混ぜて強めにウォッシュ。 |
![]() タミヤアクリルの白を吹いたところ。 |
![]() 足回りはこんな感じ。 |
![]() 剥がしとウォッシング、ドライブラシ終了。 |
![]() 戦闘室背面の予備履帯は3Dプリント品。後期のセンターガイド穴なしタイプにする。 |
![]() クローズアップ。履帯のモールドにも注目。1/48ならこれで十分。 |
![]() クリーニングロッドは、外して迷彩しているはずなので、後で筆塗りしよう。 |
以上で概ね完成。冬季迷彩なのに、履帯の塗装が乾いた地面のもので、ちぐはぐ。とはいえ、3Dプリントのディテールを見せたいから、泥や雪でコテコテに汚すのは絶対避けたいところ。クリアを塗って濡れた感じにすれば、ましになるかな。
IV号のついでなので、3D出力の履帯以外は全くストレートだけど、お気楽なのが1/48戦車の楽しみ方。冬季迷彩はまあこんなもんか。半艶にしたら意図せず履帯のディテールが目立ってくれて、結構満足度は高い。 |
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![]() 冬季迷彩はやっぱモノクロ写真がカッコイイ。 |
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