スーパーマリン シーファイアF.XV
Supermarin Seafire F.Mk.XV




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Seafire F.Mk.XV of 801 Squadron, HMS Implacable 1946.






















モデルは、1946年オーストラリアにおける801スコードロン所属のシーファイアF.XV である。同隊は、1940年1月、ブラックバーン・スキュアにて開隊し、1940年6月には空母アークロイヤルにてノルウェイ作戦に参加した。41年8月シーハリケーンに転換し、空母イーグルにてマルタ島への輸送船団を護衛したが、同空母が撃沈され、部隊は消滅した。

その後、42年9月、RAFスピットファイアVa、Vb にて再編。すぐにシーファイアIb 装備となり、空母フュリアスに搭載され北アフリカで戦闘に参加した。44年4月にはテルピッツ攻撃の護衛を務め、5月シーファイアLIII に転換。45年3月に空母インプラカブルの第30海軍戦闘飛行大隊に所属し、極東へ出航。第8空母航空群の一員として英国太平洋艦隊に参加し、トラック諸島や日本周辺への攻撃に参加した。

45年8月、オーストラリアのシドニーに移動し、日本本土侵攻に備えF.XV に転換したが、再び実戦参加することなく、そこで終戦を迎えた。翌年1月からオーストラリア、ニュージーランドのクルーズを行ったが、搭載されたのはL.III のみで、トラブルの多かったF.XV は空母運用が許可されなかった。同年3月に本国に戻ったが、シーファイアF.XV はオーストラリアに残された。

同隊はその後も存続し、例えばシーハリアーでフォークランド紛争に参加している。



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