ブラックバーン バッカニア S.2C 1/48 エアフィックス その4

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■ インレタ 1/26追加

 コーション類と尾翼の「R」は自作インレタ。今回は白と黄(T106)を作成。考証を若干。垂直尾翼の「R」は、CtAやキットデカールではペールブルーだが、写真を見ると白が正解。高さ16インチで、キットはサイズも小さい。キャノピ枠には、黄色い点線がある。これも英軍機らしいよね。こちらも両デカールでは点の数が多い。写真どおりの数とする。ここは貼付けが困難な場所なので、一旦デカールに転写する。

 で、貼り付ける。が、今回データを太め、大きめに作り過ぎたようで、貼ってみると目立って煩い。上面のエンジン排気ダクト上の黄色い枠は、目立つ箇所だけに、悪目立ちしているのが気になる、気になる、気になる・・・気になって、手が止まる。

 ということで、再度インレタを作り直して貼り換える。主翼下面のエルロン、フラップ前方の白い点々も、インレタを作ったが点が大きすぎ。貼ったけど剥がしてキットデカールを使う。下面なので、インレタ再発注まではしない。



このあたりのコーションは基本インレタ。一部にデカール。

キャノピ枠の点線もインレタ。ハイキューパーツの透明デカールに転写してから貼り付ける。

この「凸」字状の枠とフックもインレタ。しかし、貼ってみると線が太くて悪目立ち。

再発注して貼りなおす。はあ〜、1500円の追加出費。この失敗を糧として、次回インレタのデータを作るときは気を付けよう。


 補足。一旦貼ったインレタを剥がすには、先のカーブした平刀が便利。すくうように削り取ると塗装は傷めない。再度貼るときは、表面に残った離型剤をしっかり落とすこと。これをやらないと必ず失敗する。ティッシュで拭ったくらいでは不十分。ベストの方法はラプロス#6000あたりで塗膜を一皮めくるように削り落とす。


■ エアブレーキ

 エアブレーキが開いた断面には、機番の下2桁が記入される。ここはCtAのデカールを使う。高価なデカールの出番が増えて、ささやかな幸せ。しかーし、ここでまた大失敗。



凸リベットに馴染ませようと、上から押さえたときに手が滑って、下側のフィンを折ってしまう。画像は再接着したところ。

再塗装するためデカールをマスク。ちなみにマステはカッティングマシンで切る。この方法は後述。

再塗装と汚しが終了。周囲のモールドがあって、完全にツライチになってないが、妥協する。

また他の作業中に、うっかり給油プローブを引っ掛けて折ってしまう。ううっ・・。



■ マスキングテープをマシンカットする方法

 今回、デカールの上からマスキングするので、粘着力の強いシートは使いたくない。そこでマスキングテープ(いわゆる普通のやつ)を切るのだが、カッティングマシンでは、シート状のマスキングテープは切れない。粘着力が弱いので、はがれて刃にからまってしまうのだ。しかし、一旦カッティングシートなどに貼り付けると、十分な粘着力となり、マシンでもカットできる。

 カットデータは3D設計のスケッチを使う。とはいえスケッチをそのままベクターデータでは出力できない。Fusionの画面をハードコピーして、それを画像としてトレースする。精度的には、これで十分。


■ 透明シールド

 コクピットの前後席間には、透明なシールドがあって、キットにはクリアパーツも用意されている。しかし、これがぶ厚い。削って薄くする。が、しかし・・・



3DPのキャノピレールを付けたので、開口部が狭くなり、そのままでは入らない。熱湯に漬けて幅を狭める。

これで何とか納まったんだけど、内部に曇りが出来てしまって、特定の角度からだと白い部分が見えてしまう(左舷の後半部分)。


 仕方ないので、絞る。PETあたりがいいかも。


■ その他小物

 気を取り直して、小物を進める。



脚の細部を筆塗し、組み立てる。車輪と脚柱は真鍮線を介して接着しているので、強度はばっちり。

タキシーライトは、凹ませたアルミ板と光硬化瞬間。1年ぶりに出したら固まってる(またか)。ここにきて追加出費が多いぞ。

前脚、尾部のスキッド、エルロンのアクチュエータを塗装。エルロンのはスーパークロームシルバー、残りはミラーフィニッシュ。

尾翼のアンテナ(?)はキットパーツ+0.6mm洋白線。キャノピ、風防のフレーム、ガンサイト(画像は天地逆だな)は3DP。

ピトー管は、さかつうで買った1.2mm洋白棒を削って磨く。1つ目は断面が楕円になって失敗。

折れた給油プローブは真鍮線を介して接着。頭を3DPに交換。


 もうちょい進んでいるけど、長くなったので今回ここまで。


■ 表面磨き 1/30追加

 インレタを貼り終えたところで、保護のためその周囲にセミグロスクリアを吹き、ラプロス#6000で磨く。当初は全体にセミグロスクリアを吹くつもりだったが、ボージェネのあたりとか面倒なので、部分に留める。で、全体の艶の状態を見ながら、適宜ラプロスの#6000または#8000で磨き、これを最終的な塗装面の状態とする。

 磨きが終わったので、それまで保護のために残しておいたアルミ貼り部分のマスキングを剥がす。



磨きの艶はこんな具合。塗膜の柚子肌は綺麗に磨き落とす。

クリアでテラテラの100%グロスではなく、90%グロスくらい。このくらいが実戦機としては丁度よいと思う。

アルミ貼りのマスキングを剥がす。クロームシルバーが復活してテンション上がる。

翼前縁はこのとおり。海軍型の場合、内翼の前端部は塗装されている。



■ 脚取り付け

 脚を接着する。脚の胴体取り付け部分はキットと同じ形状にしているので、キットの脚庫にはそのままはまる。とはいえ所詮「エアフィックス精度」なので、角度が狂わないように慎重に調整する。



前脚。チラ見えの配線がイイ感じじゃ。

シートを仮置きしてみる。この辺りは色味も賑やか。本作品の一番の見せ場である。

主脚も接着。脚カバーはキットパーツのフチを薄くするのみで手抜き。

前方から。脚庫の赤いパイプがいいアクセント。



■ 続、エアブレーキ

 エアブレーキも組み立てる。アクチュエータは、1.2mm洋白棒。真ん中だけがクロームシルバーだと勘違いしてたが、写真をよく見たら3本ともピカピカ。3本すべてを金属棒にするように3D設計を修正して、再プリント、再塗装。まあ、大した手間ではない。



こんな具合に金属棒を組む。中央のは前方に突出させ、機体の穴に差し込む。これで強度も十分。

半身の「タケノコ」を「W」字のフレームに接着し、後端の押さえ金具を接着。

完成形が見えてきたぞ。

移動・保管用の箱も作る。収納場所のサイズに合わせる。空いたスペースは次作が入る予定。(さて何かな?)


 完成が近づいてきたので、そろそろ次の作品に取り掛かる。次回WINGS展示会テーマ「翼が上にある飛行機」。また同じ模型メーカーの同じ国の機体。1/48新金型。ネコ科のジェットではない。イヌでもない。もうお分かりだよね。現在エンジンを3D設計中。近日掲載。乞うご期待。あ、放置中のやつも復活させないと。




■ 3DPファイル

 需要のありそうなものを、お持ち帰りファイルとしてアップする。キャノピやアルミ絞りの木型は止めておく。欲しい方はメールで。


エアブレーキ基部 ●DL

エアブレーキ本体 ●DL

NACAダクト ●DL <12/9更新>

前脚 ●DL

主脚(右) ●DL <12/1更新>

マーチンベイカーMk6 ●DL <1/16更新>





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■ パネルライン修正図

 キットのインストをベースに、パネルラインの修正箇所を図示したもの。赤は消去するライン。青は追加するライン。

側面図 上面図  下面図


■ 参考文献

 とりあえず、モノグラフをリストアップ。スコードロンもオスプレイもなし。アメリカの出版社はかなり冷たいな。そんな中で、文献-2のモデルアート本は細部写真も充実しており、資料としてかなり有用。-3は公式マニュアル。他にフライトマニュアルなどもある。

1 新版 世界の傑作機 No.122 ブラックバーン・バッカニア 文林堂
2 艦船模型スペシャル別冊 ブラックバーン・バッカニア写真集 モデルアート社
3 Blackburn Buccaneer Aircraft Illustrated Parts Catalogue Command of the Defence Council
4 Modellers Datafile #5 The Blackburn Buccaneer SUM Publications
5 Warpaint Series No.2 Hawker Siddeley/Blackburn Buccaneer Hall Park Books
6 Aeroguide 5 HS Buccaneer S Mk2 Linewrights
7 Aeroguide 30 Blackburn Buccaneer S Mk2 & Mk2 Ad Hoc Publications
8 Buccaneer : The story of the last all-british strike aircraft PSL
9 RAF Buccaneer Ian Allan
10 Combat Machines No.5 Buccaneer Kye Publishing
11 Flying The Buccaner : Britain's Cold War Warrior Pen & Sword











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