ブラックバーン バッカニア S.2C 1/48 エアフィックス その4
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で、貼り付ける。が、今回データを太め、大きめに作り過ぎたようで、貼ってみると目立って煩い。上面のエンジン排気ダクト上の黄色い枠は、目立つ箇所だけに、悪目立ちしているのが気になる、気になる、気になる・・・気になって、手が止まる。 ということで、再度インレタを作り直して貼り換える。主翼下面のエルロン、フラップ前方の白い点々も、インレタを作ったが点が大きすぎ。貼ったけど剥がしてキットデカールを使う。下面なので、インレタ再発注まではしない。 |
![]() このあたりのコーションは基本インレタ。一部にデカール。 |
![]() キャノピ枠の点線もインレタ。ハイキューパーツの透明デカールに転写してから貼り付ける。 |
![]() この「凸」字状の枠とフックもインレタ。しかし、貼ってみると線が太くて悪目立ち。 |
![]() 再発注して貼りなおす。はあ〜、1500円の追加出費。この失敗を糧として、次回インレタのデータを作るときは気を付けよう。 |
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補足。一旦貼ったインレタを剥がすには、先のカーブした平刀が便利。すくうように削り取ると塗装は傷めない。再度貼るときは、表面に残った離型剤をしっかり落とすこと。これをやらないと必ず失敗する。ティッシュで拭ったくらいでは不十分。ベストの方法はラプロス#6000あたりで塗膜を一皮めくるように削り落とす。
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![]() 凸リベットに馴染ませようと、上から押さえたときに手が滑って、下側のフィンを折ってしまう。画像は再接着したところ。 |
![]() 再塗装するためデカールをマスク。ちなみにマステはカッティングマシンで切る。この方法は後述。 |
![]() 再塗装と汚しが終了。周囲のモールドがあって、完全にツライチになってないが、妥協する。 |
![]() また他の作業中に、うっかり給油プローブを引っ掛けて折ってしまう。ううっ・・。 |
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カットデータは3D設計のスケッチを使う。とはいえスケッチをそのままベクターデータでは出力できない。Fusionの画面をハードコピーして、それを画像としてトレースする。精度的には、これで十分。
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![]() 3DPのキャノピレールを付けたので、開口部が狭くなり、そのままでは入らない。熱湯に漬けて幅を狭める。 |
![]() これで何とか納まったんだけど、内部に曇りが出来てしまって、特定の角度からだと白い部分が見えてしまう(左舷の後半部分)。 |
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仕方ないので、絞る。PETあたりがいいかも。
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![]() 脚の細部を筆塗し、組み立てる。車輪と脚柱は真鍮線を介して接着しているので、強度はばっちり。 |
![]() タキシーライトは、凹ませたアルミ板と光硬化瞬間。1年ぶりに出したら固まってる(またか)。ここにきて追加出費が多いぞ。 |
![]() 前脚、尾部のスキッド、エルロンのアクチュエータを塗装。エルロンのはスーパークロームシルバー、残りはミラーフィニッシュ。 |
![]() キャノピ、風防のフレーム、ガンサイト(画像は天地逆)は3DP。尾翼のアンテナは、折角作ったけど海軍型にはないことに気づく。 |
![]() ピトー管は、さかつうで買った1.2mm洋白棒を削って磨く。1つ目は断面が楕円になって失敗。 |
![]() 折れた給油プローブは真鍮線を介して接着。頭を3DPに交換。 |
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もうちょい進んでいるけど、長くなったので今回ここまで。
磨きが終わったので、それまで保護のために残しておいたアルミ貼り部分のマスキングを剥がす。 |
![]() 磨きの艶はこんな具合。塗膜の柚子肌は綺麗に磨き落とす。 |
![]() クリアでテラテラの100%グロスではなく、90%グロスくらい。このくらいが実戦機としては丁度よいと思う。 |
![]() アルミ貼りのマスキングを剥がす。クロームシルバーが復活してテンション上がる。 |
![]() 翼前縁はこのとおり。海軍型の場合、内翼の前端部は塗装されている。 |
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![]() 前脚。チラ見えの配線がイイ感じじゃ。 |
![]() シートを仮置きしてみる。この辺りは色味も賑やか。本作品の一番の見せ場である。 |
![]() 主脚も接着。脚カバーはキットパーツのフチを薄くするのみで手抜き。 |
![]() 前方から。脚庫の赤いパイプがいいアクセント。 |
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![]() こんな具合に金属棒を組む。中央のは前方に突出させ、機体の穴に差し込む。これで強度も十分。 |
![]() 半身の「タケノコ」を「W」字のフレームに接着し、後端の押さえ金具を接着。 |
![]() 完成形が見えてきたぞ。 |
![]() 移動・保管用の箱も作る。収納場所のサイズに合わせる。空いたスペースは次作が入る予定。(さて何かな?) |
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完成が近づいてきたので、そろそろ次の作品に取り掛かる。次回WINGS展示会テーマ「翼が上にある飛行機」。また同じ模型メーカーの同じ国の機体。1/48新金型。ネコ科のジェットではない。イヌでもない。もうお分かりだよね。現在エンジンを3D設計中。近日掲載。乞うご期待。あ、放置中のやつも復活させないと。
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![]() 黄色インレタを再発注したついでに、爆弾のコーションも作る。ただし考証的にはかなり怪しい。 |
![]() ウェポンベイに装着する。折角のディテールが隠れる。爆弾は接着しないで、取り外して遊べるようにしよう。 |
![]() ロケットポッドも接着。ポッドは、隣のRWRフェアリングより軸線が上を向くが、実機写真を見ると、違っていて正解。 |
![]() ピトー管も接着。こちらは隣のRWRに軸線を合わせる。 |
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続いて、キャノピ・風防まわり。自作風防は、後端をもうちょい薄く削っておくとヨカッタかな。 |
![]() キャノピ中央の内枠を木工ボンドで接着。キャノピ正面の枠は0.5mmプラバンの細切り。こちらは瞬間で。 |
![]() 接着後にツライチに削る。内枠のモールドがエエ感じじゃ。しかし、ここにも問題が・・(後述)。 |
![]() ガンサイトに0.2mmプラバンのガラスを取り付ける。フチを薄めたグレイで塗ると白浮きしない。 |
![]() グレアシールド上のキャノピ投棄ハンドルを3DPで作る。黄色の縞はインレタ。デカールに転写してからパーツに貼る。 |
![]() ガンサイトとハンドルを接着し、風防のフレーム(バックミラーと一体)も接着する。いずれも木工ボンドを使用。 |
![]() 3Dパーツはこのとおり。実は実機とは違ってるが・・(後述)。風防、キャノピのフレームは、立てて出力するのがよいようだ。 |
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キャノピの内枠の丸いのは、穴だ思ってたが、出来上がってから写真をよーく見たら、黒い突起が正解。でも直さない。突起だと塗るのが大変だし。空軍型は、この突起が上半分にしかなく、下方にはコードらしきものがある。キャノピ破砕コードは、海軍型になく、空軍型のみの装備。このあたりに関係があるのかも。 さてこの内枠、見た目は「やってる感」あっていいのだが、実はこれを付けるとキャノピをフルオープンにできない。模型では透明パーツの厚みがあるため、キャノピ後方のドーサルスパインより幅が狭くなり、つっかえてしまうのだ。でもまあ、フルオープンって開き過ぎでカッチョ悪いなあと思ってて、もともと半分開をデフォにする予定だったので、これでよしとする。 お次は前後席間の透明シールド。キットパーツが使えないのでヒートプレスで自作する。写真をよく見ると、キットパーツは形が違う。キットは正面の平面部分が上端まであるが、実機は上端フレームに直線部分がない。重箱の隅ではあるが、折角なので形も実機どおりとする。キットの形で絞って、後で気が付いてやり直したのは内緒だ。 |
![]() 木型は3Dでサクッと設計。切り出しの目安に外枠線も入れておく。手前は書類ラック(?)とシールド越しに見る計器。 |
![]() 0.5mmのPET板を絞る。ゴミを噛んだりして、何度もやり直す。ヘタレや。 |
![]() 切り出してフチを塗装、内側には書類ラックを接着。フチにはダブル針でケガキ線を入れておく。こうしておくとエッジがシャープ。 |
![]() シールドを後席計器盤の上部に接着。計器も取り付ける。この他にエア吹き出し口とそのパイプなどあるが省略。←ヲイ! |
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残る作業はあとわずか。ラストスパートをかける。 |
![]() 胴体上部のアンテナはバリエーションがある。初期の海軍型はこの左の形。右のは機首下面。後期と空軍型は胴体上部もこれ。 |
![]() 機首下面のセンサー(?)は、0.5mm洋白線と洋白帯金のはんだ細工。 |
![]() キットの取り付け部には凹みがあるので、センサー(?)接着後にパテで埋める。 |
![]() アンチコライトはキットパーツ。胴体上面のも同様。 |
![]() 最後の3DPはワイパー。ブレードは伸ばしランナー。手前の細い棒も、設計したが出力せず、伸ばしランナーを使う。 |
![]() 接着は「コニシ ボンドパーツ用接着剤(旧名デコプリンセス)」を使う。これ「セメダイン ハイグレード模型用」と同じなんだね。 |
![]() エジェクションシートにフェイスカーテンハンドルを接着し、シートをコクピットに接着する。 |
![]() ふと気付くと、胴体上面の「T」のインレタが1つ欠けている。うっかり引っ掛けたかな。予備で補修。 |
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補足。初期の海軍型の上面アンテナについて、キットは後方のアンテナのみ台座がある。実機がどうなってるか確証はないが、前後同じではないかな。ということで、後方の台座を削りタッチアップする。塗装前にやっておけばいらぬ手間だ。 シートは、床が低いのか、シートが低いのか、そのままではコクピットに沈んでしまう。適宜、底にプラバンを貼るなどして、高さを調節すべし。操縦席の床の突起は3Dのシートに干渉するから、これは切り取るべし。 以上で完成! と思ったら、翼端灯を忘れているのに気付く。手持ちのクローズアップ写真に翼端灯がないので、この存在を全く失念してたのだよ。実機は透明カバーに色付きの電球があるタイプのようだ。キットには翼端のクリアパーツが2種類入っているので、この不要パーツを使えばなんとか再現可能。 で、手始めに翼端灯部分の塗装をナイフでカリカリと剥がしてみると、クリアパーツが出てきて、中の色付き電球はないけど、まあ何となく翼端灯っぽい。つうことで、これで良しとしよう。そのうち、電球入りに改修しようかな。 ワイパー、アンテナ、キャノピフレーム、ガンサイト、透明シールドの木型、給油プローブ、キャノピレール、風防のエアブロワー、ウェポンベイのバルクヘッドなど、追加で作った3Dは、NACAダクトのファイルに追加しておく。ご利用くだされ。
6月末に着手して7カ月あまり。途中モデリンクで1カ月ほど放置したので、実質6カ月の製作期間。11月以降は浮気もせずに専念して、自分としては思ったより早い完成だ。 今作は、いろいろ反省点だらけ。プラバンを絞ったキャノピは、時間の経過とともに裾が0.3mmほど開いてきて、折角のΩ断面がよく分からない。いやこれ、前にも経験してるので、その分だけ裾を狭く絞るべきなのに、すっかり忘れてたのだ。何やってんだか。ちなみに、風防は胴体に接着しているので開いてない。だから閉じると断面が合わない。全開もできない。たくもー。 フェイスカーテンハンドルは、基部の形状を間違えている。苦労してトラ模様を塗った後に気づいたので、もうそのまま。お持ち帰りの3DPは正しいものに修正してある。どこがどう違うかは3Dレンダー画像をご覧くだされ。 インレタ版下のミスもまた反省。線や文字の太さは要注意だな。次回は気を付けよう。自作のEDSGは、途中で足りなくなって、新たに調色したら色がビミョーに異なる。タッチアップしたところが、色が違うのだよ。他にも恥ずかしい失敗があるが、これ以上は内緒。 とまあ反省点は多いが、90%グロスの艶加減や、磨いたアルミの金属感、3DPに置き換えた小物など、全体の雰囲気は自分の意図したとおりとなって、それなりに満足感と充実感は高い。改めてバッカニアってかっこいい飛行機だな。太いお尻がちょっと下がった駐機姿勢も、年増女の色気みたいで、もうたまらん。 |
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ちゃんとした写真は後ほど。1/48の次作は、予告どおりライサンダー。塗装が悩ましい。下面黒のSDは魅力的。ただエアからSDがアナウンスされ、みんなが作りそう。みんなと同じはナンだなあ。キット(I/III)と同じDG/DE迷彩もナンだなあ・・・。などと、グダグダ考え、現在の第一候補はASR。←ASRって何だ? |
![]() エンジンの設計はこんな具合。リアル模型の着手はまだ。 |
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ところで、なんとエアから1/48のスペイファントムが出る。これは楽しみ。秋頃になるらしい。来たらソッコーで作るぞ。
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NACAダクト、他小物パーツ ●DL <2/4更新> マーチンベイカーMk6 ●DL <1/16更新> |
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当サイトの図面、3Dデータ、インレタ用版下などは、商業利用、個人利用にかかわらず、基本的に誰でも自由に無償で使用可能である。 ただし、商業利用の場合は、必ず当方までその旨お知らせいただきたい。また、3Dデータについては、当方の許可なく他のサイトに投稿することを禁じる。 Drawings, 3D data and other materials on this site can basically be freely used by anyone regardless of commercial use or personal use. However, please be sure to let me know in the case of commercial use. And it is prohibited to post the 3D data of this site to other sites without permission. Copyrights are owned by Jumpei Temma. |
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| 1 | 新版 世界の傑作機 No.122 ブラックバーン・バッカニア | 文林堂 |
| 2 | 艦船模型スペシャル別冊 ブラックバーン・バッカニア写真集 | モデルアート社 |
| 3 | Blackburn Buccaneer Aircraft Illustrated Parts Catalogue | Command of the Defence Council |
| 4 | Modellers Datafile #5 The Blackburn Buccaneer | SUM Publications |
| 5 | Warpaint Series No.2 Hawker Siddeley/Blackburn Buccaneer | Hall Park Books |
| 6 | Aeroguide 5 HS Buccaneer S Mk2 | Linewrights |
| 7 | Aeroguide 30 Blackburn Buccaneer S Mk2 & Mk2 | Ad Hoc Publications |
| 8 | Buccaneer : The story of the last all-british strike aircraft | PSL |
| 9 | RAF Buccaneer | Ian Allan |
| 10 | Combat Machines No.5 Buccaneer | Kye Publishing |
| 11 | Flying The Buccaner : Britain's Cold War Warrior | Pen & Sword |
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