IV号戦車G型 タミヤ 1/48 製作記その2
2019.12.25初出
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![]() 塗装前。水色のレジンなので、新造箇所がよく分かるね。 |
![]() アンテナガードを新規3D製作。 |
![]() なかなかイイ感じじゃ。 |
![]() キューポラとハッチは未接着。 |
続いて、右舷前方より。ボッシュライトの場合は右舷にもある。L形のフックと斧の位置が入れ替わる。その後方のクランクは変更なし。ジャッキの形状にはバリエーションがある。後期の途中までは、可倒式アンテナとアンテナガードが右舷中央にある。その下側の車体側面ににスコップ(初期の一部は車体後面)。中期までは、フェンダー中央に予備履帯が3枚置かれる。後期途中からH前期と同じエアフィルターが装備される(その場合予備履帯は後面左側に3枚、もしくは右前に2枚+左転輪ラック後方に1枚)。後方フェンダー上のレンチ(長)は多分変更なし。 そのほか、初期の一部には車体上部後面の左側に発煙筒ボックスあり。その場合、スコップが右側のワイヤロープ収納場所にある。また、中期の途中から後期の途中まで砲塔両脇に発煙弾が装着される。後期になるとシュルツェンが装着されるが、H型と異なりラックの三角板が無く、小四角形の穴に引っ掛けるタイプが大半。ただし最後期にはHと同じタイプとなる。 なお、ここでいう前期とか中期とかいう呼称は便宜的なもの。実車においては車体の各部は五月雨式に逐次変更され、「〇期の特徴はこれだ」と断定的に言えるものではない。このあたりは飛行機、例えばスピットファイアなんかとよく似ている。まあ、イメージ的には球形マズルブレーキが前期、ボルト止め装甲板や1枚ハッチ型キューポラが後期、その間が中期てなところ。
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![]() 設計。底面は削りシロとして少し厚めにしておく。底面中央には凹み。これ、他のパーツも同様。 |
![]() 取り付け。接着は溶剤系で十分。ハッチ上部の雨樋はキットパーツを薄く削る。 |
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![]() アンテナガード。曲がりやすいので、出力時は補強壁をつける。 |
![]() ライト基部、L形フック、ジャッキ底板。このフックは、画像手前を支点にコンパス状に開き、履帯を引っ張るのに使う。 |
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![]() 転輪ラック。キットパーツを薄く削り、形状修正。フチは0.2mmプラバン工作。見えない部分で補強。 |
![]() フックはこの位置になる。元のフックは削り落とし、そこに斧が置かれる。 |
![]() 左舷の変更部分。バール(小)は納まりが悪くて先端を少し切り詰める。 |
![]() 右舷。斧の付近に滑り止めなしの部分が露出してしまう。案の定、ハッチストッパーと吊り下げフックが取れてしまう。ライト基部は後ほど。 |
さて、引き続き、OVMなどの3Dパーツを作っていく。まず、OVMを留めるクランプ。形はテキトー。問題はサイズで、あまり小さく細いと上手く出力できない。サイズ違いでお試しプリントして、ややオーバースケールだが、この程度が1/48向きかな。次に発煙弾発射筒。G型中期以降から後期途中までは標準装着。これも細部がよく分からないので、形状等はかなりテキトー。 |
![]() OVMのクランプ。ベルト「あり」と「なし」と両方作って適宜使い分ける。 |
![]() 発煙弾発射筒。円筒状の部分は別ボディとして、基部だけでも出力可。 |
![]() クランプは、プリントして取り付けるとこんな感じ。 |
![]() 発射筒の円筒部分はIII突G型のパーツを加工して使う。手掛けは0.5mm真鍮線。ハッチストッパーはタフレジン。 |
ハッチストッパーとホイストフックは、タフレジンでプリントする。レジンの性質の違いにより、上手く出力できず、サボートや一部部材の太さなどを修正する。層厚0.05mm、照射時間15秒。
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![]() キューポラ。ハッチは別ボディとしているので、なしでも出力可。 |
![]() 内部だけでも出力可。キットパーツの内側に入るように二回り程小さくする。 |
![]() プリントしてみると、積層痕もあまり目立たないので、こちらのパーツを使う。 |
![]() キットのキューポラには、このようにはめ込む。 |
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![]() 砲身は、III突G型のパーツに交換。元のやつはIII突に使う予定。アンテナ除けを追加。 |
![]() G型では、ゲペックカステンにアンテナ絶縁材が取り付けられている。 |
![]() 車体前部には、あれこれ追加工作。前フェンダーのスプリングも3Dモデリング。 |
![]() キューポラのハッチも接着し、組み立て終了。次は塗装だ。 |
補足。砲身のアンテナ除けは、詳細よく分からず。丸断面でなく板状かも? 記録写真を見ると取り付け位置にバリエーションがある。砲身は、III突Gのパーツの方が一回り太い。どっちが正解かは不明だが、マズルブレーキの形状イメージのよいこちらを採用する。写真ないけど、アンテナ基部はIII号Lのパーツ。ランナーをよく見たら、ピストルポートやアンテナガードなんかもあるな(後者は小加工が必要)。その他にも追加工作の余地はあるが、このあたりで工作終了。
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さて、塗装。履帯にダークアースを塗って、車体上下を接着。金属部にはミッチャクロン。3Dパーツにはサフを吹いて準備完了。迷彩色の色調が悩ましい。当時のカラー写真のIV号G型や同時期の車両は、明るいサンド系で、クレオスやタミヤのダークイエローとは違う印象。識者に聞いたり(情報感謝)、ネットで調べたりするも、いまいち不明。サイトによって言ってることが違ってたりで。いずれにせよ、いわゆるダークイエローには最低でも2色あったことは間違いない。あとは自分のイメージで塗るだけ。 ということで、調色。C46セールカラー、C21ミドルストーンが2:1にC22ダークアースを1割入れて赤味を加える。履帯はダークアースのビン生。実は同時並行で、III突G型も作っていて、こちらは後期のイメージで調色。手元にC39ダークイエローが無く、ミドルストーン、白、ダークアースが7:2:1くらいかな。IV号よりは暗く黄色味が強い。 |
![]() サフ終了。カメラの露出のせいで実物より明るい。 |
![]() 迷彩色終了。 |
![]() ゴム部の塗り分けは、マスキングテープで。数が多いので面相筆で塗り分けなんて無理。 |
![]() 迷彩色、履帯、転輪が終了。 |
さて、そろそろヒコーキも再開するか。
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![]() 転輪が乗る部分は、標準幅履帯とリブの間隔が異なる。 |
![]() 出力してサフを吹いたところ。一部、サポート切り離し時のミスで欠けてしまった。 |
3Dはまだ続く。次はF2改造パーツ。球形のマズルブレーキと砲塔クラッペの予定。
OVMの迷彩色は車体より塗料が薄く、下地の鉄色が透けて見える感じ。この雰囲気を出そうと、迷彩色にグレイを微量混ぜて、ささっと筆塗り。クリーニングロッドの先は布カバーで覆われている。記録写真ではマズルブレーキや機銃の布カバーがダークグレイで、これも同じだろう。 |
![]() 細部塗装終了。 |
![]() 鉄十字はキットのデカール。ニスを切り落とす。 |
後日追記。クリーニングロッドだけは、砲身内部に塗料が付かないように無塗装、との情報を頂く(感謝)。ロッドは木。両端の白く見える部分はコネクターの金属とのこど。後で直そう。
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![]() 車体、砲塔は、ウェザマスのサビ+ススで薄くウォッシング。履帯と足回りはウェザマスのサンド系でウォッシング。 |
![]() エッジに軽く暗色系のドライブラシ。あくまで控えめに。今回、シリコンバリアのチッピングは無しなのだ。 |
これにて、ほぼ完成。もう少しウェザリングを追求するのと、車体後部のワイヤロープ、ターレットナンバーを追加したいな(インレタ未発注)。
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![]() F2球形マズルブレーキ。 |
![]() 砲塔サイドのクラッペ。左舷のクラッペから離れたリベットとか、跳弾バーは各自再現されたし。 |
次は、F1の砲身あたりを作りたいところだが。
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![]() 後期G型のボルトオン装甲板。 |
![]() F1から初期G型の50mm装甲板。 |
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![]() ワイヤーロープを追加。 |
飛行機過去作の断捨離が一息ついたところで、発注済みのインレタのターレットナンバーを貼り付ける。最後に、足回りにサンドのピグメントを軽くまぶす。もう少しウェザリングを深めたい気もするが、これにて一応完成。写真用電球とコンデジ(キャノンパワーショットSX60)、三脚を引っ張り出しちゃちゃっと撮影。
起動輪、転輪は、積層痕を軽くサンディングしているので、かなりのクローズアップにも耐えてくれる。LCDプリンタの特性ゆえ100%の再現度ではないが、1/48戦車には十分だといえる。履帯の側面に未処理の積層痕があるけど、画像だとあまり目立たない。履帯センターガイドの穴はインジェクションではスライド金型を使わない限り再現不能だぞ。F2型やG後期型のバリエーションも3D設計した。読者諸兄には、砂漠のF2やシュルツェンつき後期G型を製作してもらえれば嬉しい。私自身もF1やH初期は作りたいな。 |
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ポイントは砲塔とのサイズ比。アンテナ除け(というのか?英語だとアンテナ・デフレクタ)の形状把握も難易度高し。一応実車写真を見比べて、こんなもんか。E以前の砲身は先端から一段太くなる部分の前面に6つのボルト穴があるが、F1にはない。F1にする場合は、タイムラインで該当するコマンドを削除するなどされたし。 |
![]() 砲身とデフレクタの基本形はA型からF1まで同じだと思われる。 |
![]() アンテナ除けデフレクタ |
![]() いろんな写真を総合して出来上がりはこんな具合。基部上面のモールドはこんなもんかな。。 |
![]() アンテナ除けの平面形はこんなもんだと思う。先端の棒は左舷にオフセットしている。 |
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![]() 毎度ネットより画像を拝借(以下も同様)。 |
上の写真、よーく見ると、手前のシュルツェンなしは短く、後方のシュルツェンありは長い。同スケールにして比較してみる。砲身スリーブの長さの3倍を基準にすると、43口径はそれより短く、一方で48口径は長い。それが下画像。撮影された距離と角度が異なることで多少の誤差はあるけど、この方法だと長短の見分けがつけやすい。 |
![]() シュルツェンなし。赤い横線はスリーブの長さを3倍にしたもの。縦線は等間隔に3等分。砲身は赤線より短い。 |
![]() シュルツェンあり。こちらは赤線より長い。どちらもキューポラは後期の1枚ハッチタイプであることに注意。 |
![]() ちなみに、ほぼ同じアングルで拙作を比べる。短い。あたりまえか。 |
![]() これは正真正銘H型。砲身は上画像と同程度に長い。なお画像はスケールと位置を揃えてあるので、スライドショーで見るといいかも。 |
改めて、写真を見比べてみよう。まず、長いグループ。 |
![]() 起動輪に注目。ボッシュライトは両側。シュルツェンは小穴に引っ掛けるタイプ。キューポラのハッチは一枚。 |
![]() この車両のシュルツェンも左画像に同じ。発煙弾を装着して、アンテナは車体右舷中央。 |
![]() これもG型起動輪。シュルツェンは三角板に引っ掛けるタイプ。マズルブレーキは大きな円形。 |
![]() ギアケースの形状でG型起動輪なのが分かる。キューポラはなぜか2枚ハッチ。アンテナは車体右舷。 |
短いグループ。いわゆる普通のG型ってわけ。上と比べると、やっぱ違うよね。ポイントは砲身スリーブとの比率だ。 |
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傾向としてシュルツェン「あり(砲塔のみのも含む)」は長く、「なし」が短い。たまに「あり」で短いのもあるが、もしかしてシュルツェンがレトロフィットなのかも。「なし」で長いのは無いかな。 この長砲身の車両って、G型? H型? タミヤ1/35「IV号H型(初期型)」ってまさにこれだよな。もっとも、wikiなどではG型の生産途中から48口径が導入されたとあるから、G型とするのが順当なのだろう(だとすればタミヤの商品名は??)。とはいえ、G型タイプの起動輪を装着したH型が存在したという説もあり、ややこしい。(←だから両者の違いって何?) ということで、この問題、正解をご存知の方はぜひご連絡を。
ステップと履帯フックは、写真から寸法を割り出す。ただしディテール、とくに留め具は想像の産物。薄いので、出力がうまくいくかは保証の限りでない。タフレジンをお奨めするが、その場合は部材の厚さや幅を増した方がいいだろう。また、取付基部は厚さのマージンをとってあるから、最終的には薄くすべし。切り取ってプラバンに置き換えてもいいかな。 |
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![]() 再掲。これでスッキリ。 |
※ 以下の記事はII号戦車F型のページへ移動。 |
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IV号履帯は左側のみとする。右側はFusionでミラーを使うか、スライサーで反転してちょ。後期型の滑り止めを除去する(=当該ボディを結合するコマンドを削除)と中期型でセンターガイドの穴の開いてないタイプ(つまりIII号キットと同じタイプ)にできる。 |
![]() 後期型履帯。キットパーツにもあるけど、ディテールの彫りの深さ、穴の抜けなどのアドバンテージありだぞ。 |
![]() 初期型40cm履帯。中央の転輪が乗る部分や接地面は中期型履帯と同じ。両端は38cm履帯に似ている。 |
2021/12 ナースホルン履帯作成を機に、IV号履帯(38cm、中期、後期)を2Kモノクロ対応に差し替え(ファイル名は古いまま)。変更箇所は、両端のリング状の穴を小さく、履帯同士の隙間を狭く、表面リブの幅を狭く。
-55からのアハトゥンク・パンツァーは、G型製作時には未入手。細部に関して「う、知らんかった・・」が結構あるなあ。 |
1 | Armor At War 7013 Panzerwaffe at War (1) Nuremberg to Moscow | Concord |
2 | Armor At War 7014 Panzerwaffe at War (2) Moscow to Berlin | Concord |
3 | Armor At War 7015 Panzers In The East (1) The Years of Agression 1941-1943 | Concord |
4 | Armor At War 7016 Panzers In The East (2) Decline and Defeat 1943-1945 | Concord |
5 | Armor At War 7018 Panzertruppen at War | Concord |
6 | Armor At War 7019 Armor Battles on the Eastern Front (1) The German High Tide 1941-1942 | Concord |
7 | Armor At War 7020 Armor Battles on the Eastern Front (2) Downfall of the Reich 1943-1945 | Concord |
4 | Armor At War 7021 Armor of the Deutsches Afrikakorps | Concord |
8 | Armor At War 7022 German Self-propelled Guns | Concord |
9 | Armor At War 7023 Panzers in Italy 1943 1945 | Concord |
10 | Armor At War 7025 4.Panzer-Division on the Eastern Front (1) 1941-1943 | Concord |
11 | Armor At War 7026 4.Panzer-Division on the Eastern Front (2) 1944 | Concord |
12 | Armor At War 7029 German Sturmartillerie at War Vol. 1 | Concord |
13 | Armor At War 7030 German Sturmartillerie at War Vol. 2 | Concord |
14 | Armor At War 7033 Panzer-Division 1935-1945 (1) The Early Years 1935-1941 | Concord |
15 | Armor At War 7034 Panzer-Division 1935-1945 (2) The Eastern Front 1941-1943 | Concord |
16 | Armor At War 7035 Panzer-Division 1935-1945 (3) War On Two Fronts 1943-1945 | Concord |
17 | Armor At War 7039 German Armoured Units At Arnhem September 1944 | Concord |
18 | Armor At War 7041 Achtung Panzer The German Invasion of France and the Low Countries | Concord |
19 | Armor At War 7042 Panzers of the Ardennes Ofensive 1944-45 | Concord |
20 | Armor At War 7043 Panzers in North Africa | Concord |
21 | Armor At War 7045 The Battle Of The Bulge | Concord |
22 | Armor At War 7047 Panzer-Division in Russia | Concord |
23 | Armor At War 7048 Battle on Two Fronts 1944-45 | Concord |
24 | Armor At War 7053 Panzer Vor German Armor at War 1939-45 | Concord |
25 | Armor At War 7055 Panzers in the Gunsights | Concord |
26 | Armor At War 7057 Panzers in the Gunsights 2 | Concord |
27 | Armor At War 7060 Panzer Vor 3 German Armor at War 1939-45 | Concord |
28 | Armor At War 7064 Early Panzer Victories | Concord |
29 | Armor At War 7065 Panzerkampfwagen III and IV 1939-45 | Concord |
30 | Armor At War 7070 Panzer Divisions In Battle 1939-1945 | Concord |
31 | Vanguard 18 The Panzerkampfwagen IV | Osprey |
32 | New Vanguard 28 Panzerkampfwagen IV Medium Tank 1936-1945 | Osprey |
32 | New Vanguard 34 Sturmartillerie & Panzerjager 1939-45 | Osprey |
33 | New Vanguard 37 Sturmgeschutz III and IV 1942-45 | Osprey |
34 | New Vanguard 39 Panzerkampfwagen IV Ausf.G H and J 1942-45 | Osprey |
35 | Duel 33 Panzer IV vs Char B1 Bis France 1940 | Osprey |
36 | Duel 70 Panzer IV vs Sherman | Osprey |
37 | Duel 86 Cromwell vs Jagdpanzer IV | Osprey |
38 | Wydawnictwo Militaria 4 PzKpfw IV | Wydawnictwo Militaria |
39 | Wydawnictwo Militaria 94 Sturmgeschutz IV | Wydawnictwo Militaria |
40 | Wydawnictwo Militaria 141 PzKpfw IV Vol.I | Wydawnictwo Militaria |
41 | Wydawnictwo Militaria 147 PzKpfw IV Vol.II | Wydawnictwo Militaria |
42 | Wydawnictwo Militaria 152 Panzer IV L70 | Wydawnictwo Militaria |
43 | Wydawnictwo Militaria 150 Jagdpanzer IV L70 | Wydawnictwo Militaria |
44 | Wydawnictwo Militaria 261 StuG IV | Wydawnictwo Militaria |
45 | Wydawnictwo Militaria 319 panzer iv color | Wydawnictwo Militaria |
46 | 6081 Panzer IV The Panzerkampfwagen IV Medium Tank 1939-1945 | Squadron/signal |
47 | Armor in action 2012 PzKpfw IV | Squadron/signal |
48 | Waffen-Arsenal Band 3 Nashorn, Hummel, Brummbar | Squadron/signal |
49 | Waffen-Arsenal 14 Panzerkampfwagen IV | Squadron/signal |
50 | Waffen-Arsenal 104 Die Panzer IV Familie | Squadron/signal |
51 | Waffen-Arsenal 160 Brummbar | Squadron/signal |
52 | PzKw IV And Its Variants (StuG IV,Wirbelwind,Ostwind,Kugelblitz) | Schiffer |
53 | Nuts & Bolts 10 Hummel Sd.Kfz.165 | Nuts & Bolts |
54 | Nuts & Bolts 14 Nashorn Sd.Kfz.164 | Nuts & Bolts |
55 | アハトゥンク・パンツァー 第3集 IV号戦車編 | 大日本絵画 |
56 | アハトゥンク・パンツァー 第4集 パンター・ヤークトパンター・ブルムベア編 | 大日本絵画 |
57 | アハトゥンク・パンツァー 第5集 III号突撃砲・IV号突撃砲・33式突撃歩兵砲編 | 大日本絵画 |