スーパーマリン スピットファイアUa
Supermarine Spitfire Mk.IIa

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Spitfire Mk.IIa P7753, the usual aircraft of Flt.Lt.L.H.Casson on charge to No.616 Squadron, Tangmere early in 1941.






モデルは、1941年春、英国タングミア基地における英空軍第616スコードロン所属ライオネルHカッソン大尉乗機の、スピットファイアMkUa(P7753)である。
大尉については、40年9月にスピットファイアT(R6778)でDo215を攻撃中、乗機が損傷を受け、負傷、救出された記録が残されている。

第616スコードロンは、1938年に爆撃機隊として開隊。翌39年に戦闘機隊に改変し、スピットファイアTにてバトル・オブ・ブリテンを戦った。それが一段落した41年2月、スピットファイアUを受領し、北フランスにおいて、「サーカス」「ラムロッド」と呼ばれる戦闘掃討任務に従事した。
同年7月にはXbに転換、引き続き最前線での戦闘掃討を続け、44年のDデイには、上空哨戒を行っている。その間コードレターも「QJ」から「YQ」に変更された。

44年7月に、グロスター・ミーティアを受領し、英空軍においては最初にして第2次大戦で唯一のジェット戦闘機隊の名誉に浴する。さらにモスキートNF、ミーティアF3、F8に乗り換え、57年に解隊された。



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